ひよこ豆。
さて、この紀元前4000年ぐらいからエジプトを始めとする中東やトルコ(トルコではもっと前から)、ローマ帝国などでよく食されていたひよこ豆ちゃん。愛らしい形も、ほくっと甘い食感も好きだー。
この、なんだか幸せな気分になるお豆さん。タンパク質はもちろん、食物繊維やビタミンB群も豊富で、むくみを取るカリウムも含まれ、とっても健康的なイメージ。インドではカレー、中東ではフムスと呼ばれるペーストや揚げ団子、欧米でもスープやサラダに。まあ世界的国民的お豆さんである。私も中東時代はもちろん、以前ドイツのベルリンでマクロビオティックのインターンをしていた時もよくメニューにあったので、小豆や大豆その他のお豆さんたちよりも調理する頻度が断然高い。けど、日本では一般的には「ひよこ豆?何それ?豆なん?ひよこなん?」的な扱いなのかも?

そんなまだまだ影の存在的なひよこ豆ちゃん。でも最近ではクッキーの原料に入っていたり、ネットではもちろん、巷の業務用スーパーや輸入食品店の片隅には「ひよこ豆」や「ガルバンゾー」という名前で缶詰や乾燥した物が大抵置いてあるし、うちでは乾燥物が常備してある。戻したりめんどくさくないかって?そりゃあまあ、でもやっぱりその方が美味しいので。それに、ファラフェルと呼ばれるひよこ豆の揚げ団子など、缶詰のではうまく行かない料理があるけど、乾燥ひよこ豆ならノー・プロブレム。そして、お財布に優しい。ココ重要かも。缶詰は水分も多いので割高だけど、乾燥なら500g、600円ぐらいで買えちゃいます。

久々に中東ご飯、良いんじゃない?パントリーからひよこ豆ちゃんの袋を取り出し、鍋で一晩浸してから翌日、いそいそと「柔らかく美味しくなーれー」とひよこ豆ちゃんを茹でる。パンも焼いたし、せっかくだからペーストにしてフムスにしよう。



【ひよこ豆ちゃんの茹で方】
①サッと洗って、鍋にたっぷりの水(豆の3倍ぐらいかな?)と一緒に一晩そのまま浸す。
②翌日、ふっくら。お水が少ないなと思ったらさらに足して、そのまま火にかける。
③20〜30分ぐらいで「ほくっ」と柔らかくなったら出来上がり。そのまま粗熱をとる。
***保存は茹で汁と一緒にタッパーに入れて、冷蔵庫で。
【フムスの作り方】
①茹でたひよこ豆2カップぐらいと茹で汁少々を豆の形がなくなる程度にミキサーにかける。
②摺り下ろしたニンニク1〜2片分、玉ねぎのみじん切り1/4〜半分、レモン汁大さじ2〜3、塩適量、オリーブオイル大さじ2ぐらいを①に加え、滑らかになるまでミキサーにかける。
③そこに白いねりごまを大さじ2ぐらい加えて、もう一度ミキサーをかけ、まったりペースト状に。
***味の目安は、まったりねりゴマベースにシュッとレモンが効いてる感じのガーリック塩味。なのにひよこ豆のまろやかな甘みも。で、隠し味に玉ねぎがあるって感じ。・・・って、わかりにくッ!?笑。一見は百聞になんとやら。いっそ、うちに食べに来て。笑




残りのひよこ豆ちゃんたちは、その翌日、ピリ辛モロッコ風スープに。さらにそれが最後にはカレーになるんですな。笑。一度茹でちゃうといろいろ楽しめて便利なんですよ、ホントに。ひよこ豆❤️。

【ひよこ豆のピリ辛・モロッコ風スープ】
①適当にざく切りにした玉ねぎとニンニク、鶏胸肉またはササミ、唐辛子(お好みの量で)、赤パプリカの粉大さじ1〜2(これもお好みで)、たっぷりのイタリアンパセリ(乾燥よりも生のがおすすめ)を一緒にスープ鍋に入れてオリーブオイルで炒める。
②茹でたひよこ豆を煮汁と一緒に①に加える。
③そこに切ったトマト3〜4つとチキンスープの素(まあコンソメでもなんでも)を加え、玉ねぎが透明になるまで煮込む。おしまい。
***赤パプリカを入れるとさらに異国的に。
