採れたて椎茸「のと115」とお揚げさんの炒め煮

肉厚の椎茸さん。のと115

3月ももうおしまいで、椎茸もそろそろ最後の収穫。

夫くんが趣味(ではないのか?)で原木から育てている「のと115」という品種の椎茸さんたち。上手く育てば「のとてまり」と呼ばれる最高級の椎茸ちゃんとして高級料亭などで出されるのだそう。

だけど今年はかなりの暖冬で、雪の降らない能登は不気味ですらあった。おかで気温が下がらず、椎茸もあまり思ったようにはできなかったみたい。と言ってもそこは腐っても「のと115」、原木から採ってきたばかりの物はホントに美味い。ぽくぽくと肉厚で、火を通すと椎茸独特のあの香りがたち、ぷりっぷりでつるんっとした食感もいい。椎茸好きにはたまらない。バター焼きもいいけど、シンプルにオリーブオイルでサッとフライパンで焼いて、パラパラと塩をすこーしだけかける。もうそれだけで御馳走になる存在。

冬の間、ちょこっと降った雪に耐える椎茸、のと115さんたち。一つずつの袋掛けも愛情。
たくさん採れたので縁側でお陽さんにあてて干し椎茸に。

今日はそんな「のと115」とお揚げさんの炒め煮。

ふかふかふかふか。

ふかふか弾力のある「のと115」を切るたびに、「ワタシ、おいしいの!」と言われているようで、幸せな気分になるんだなあ。

のと115とお揚げをザザッと勢いよく炒めるよ。
大根の葉っぱを仕上げに入れて。
盛り付けたらすりごまをかけて。

本日のざっくりレシピ 「のと115と中尾のお揚げさんの炒め煮」

①のと115を3〜5個スライスする。
②中尾のお揚げさんを一枚切る。
③そのまま油は引かずに小鍋に入れて炒める。
④お酒少々、お砂糖、醤油と、水をカップ1ぐらい入れて炒め煮する。
⑤切った大根の葉っぱを入れてサッと火が通るくらいに炒める。
⑥盛り付けたらすりごまをかけて出来上がり。

味付けのポイントはちょっと甘めにすること。

お揚げさん。
京都からやって来た私は、お揚げとお豆腐にはチョット、うるさい。お豆腐は味も食感もだけど、特にお揚げは中身のつまり具合が気になる。ぎゅっと目が詰まった物が好き。京都ではどこにでもあったようなお揚げが、ここではなかなか出会わない。

アナミズでようやく見つけたワタシ好みのお揚げさん。輪島の中尾食品さんの薄揚げ。ここのお豆腐も大豆の味が濃厚で美味しい。能登町には売ってなかったし、七尾でもあまり見かけない。アナミズでは各スーパーで購入できます。←後日談:これを書いた後、中尾食品さんが小売を辞めてしまい、スーパーでは購入できなくなるという結末。ああ・・・なんたる事。諸行無常の鐘の音・・・。

のと115は、シーズン中、アナミズのJAおおぞらなどで購入できます。

春の山菜・甘くておいしい「萱草(かんぞう)の酢味噌和え」

すっかり春めいてきたアナミズです。今年はふきのとうが早すぎてうっかりしていたらもう花が咲いてしまい、土筆もあちこちで見かけるようになりました。

土筆。おひたしもいいよね。けどこのまま眺めていようか。

山道を車で少し行ったとことの小川に行くと、すぐそばにかんぞう(萱草)がたくさん生えていました。「忘れ草」として小野小町をはじめ和歌にも詠まれている山菜で、夏には橙色のユリに似た美しい花が咲きます。

あ!かんぞう!天然の食材があっちこっちに生えてる!
初めてなのでこれくらいで。欲ばりは身を滅ぼします。笑
誰もいない秘密の清流。でも一人じゃちょっと怖い・・。夫くんは向こうで仕事中。

かんぞう、天ぷらにするとおいしいんだよなあ。
ですが、今回はサッパリと酢味噌和えに←天ぷらはあまり上手に揚げられないから。なぜかフリッターみたいになる。

帰宅後、洗ってゴミを取り除いたかんぞうを沸騰したお湯でサッと1分ほど茹でます。
茹ですぎないように、茹ですぎないように。
酢味噌。谷川醸造さんのお味噌は昔ながらのいいお味噌。
できたよ。ゴマをかけるとさらに美味しね。写真撮り忘れた。
さて、お味は?

肝心のお味はというと。食感はネギっぽく、味はほんのり甘くて優しい。夫くんには初めはかんぞうその物の味を。その後から酢味噌をかけました←はじめのそのままのんはイマイチご不満だった模様。笑。わたしは茹で野菜も何もかけずが好きなので。

かんぞうを茹でたイカと和えてもおいしいだろうなあ。次はそれにしてみよう。贅沢だー。しかもタダ。なんて素敵。

本日のざっくりレシピ 「萱草の酢味噌和え

作り方は至って簡単。
①洗って熱湯で1分茹でる。
②冷水で洗う。
③作った酢味噌と和えてゴマをかける。それだけ。

今回酢味噌和えに使ったお味噌は、谷川醸造さんの職人さんが作るサクラ味噌。アナミズではローカルな食品が揃っている「いろはストア」さんで購入しました。大型スーパーどんたくでもあったかも? 輪島の谷川醸造さんに行ったけど、どこで買えるのかわからず。←売ってるのかと思って以前輪島に行ったついでに寄ってみた。その隣のスーパーなら?と思ったら、そこにはなかったという・・・。むしろ金沢や東京の方があちこちに売っているような。

ちなみに、この谷川醸造さんの「麹のディップソース」もご飯につけたりおかずにつけたり、なかなか美味しいですヨ。デザインもかわいい。

ランチは「いのししのペペロンチーノ」

なんだ、いのししって、すごく良い。

それがいのししを初めて食べた時の気持ち。だけど、ジビエって、一般的にはなんだかハードルが高い。癖がありそうで。硬そうで。獣っぽそうで。病気とか大丈夫なの?食べるまではそう思う人が多い。わたしもそうだった。大丈夫なの?別に食べなくても、と思ってた。アナミズで暮らしはじめて、いのししさんがたくさん出没すると知った。「貧血に効くから食べてみたら?」とある日、夫が知人から購入してきたのがきっかけ。恐る恐る食べてみた。あれ?

あっさりした赤身のお肉。むしろ牛肉よりもクセがない。いやな臭みもない。硬い部位はカレーやシチューなどにして煮込めばほんとうに味が出ておいしい。ビタミンや他の栄養素もお肉類では群を抜いて高い。

それからなんだかんだで、うちでいのしし肉を食べるようになった。ミンチは餃子やミートソースに、バラ肉ブロックは大根と炊くと甘くてほろほろ。薄切りなら鍋や白菜とミルフィールにしたり。料理は普通に普通。いつものお肉料理をいのししで、ってだけ。

そんな今日のランチはいのししのミンチで作るペペロンチーノ。

いのししの挽き肉、ほうれん草、ねぎ、玉ねぎをガーリックとオリーブオイルで炒めて。
採れたてほうれん草、ねぎは七尾市のJAで。
茹でたてのパスタにのせて。アクセントに国産レモンをギュッと絞ります。レモンも七尾のJAで。
おなかを空かせてぶどう畑からランチ帰宅した夫くん。あ、ちょっと待って!!写真、写真!!
ちょっ、は、早い・・・!
ぐるぐるぐるぐる🌀ッ!
ズズズズズッ!「辛い!うまい!」
あ!っという間に完食。
中学生男子かと思うような速さで食べ終えて、バタバタとまたぶどう畑へ帰って行った夫くん。

本日のざっくりレシピ 「いのししのペペロンチーノ」

材料&作り方
①:
◉バージンオリーブオイル 熱したプライパンに適当に。炒め物の時の感じ。
◉玉ねぎ 中1個 適当みじん切り。
◉唐辛子 一本 ハサミで切って。
↑フライパンで炒める。

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②:①に以下を足して炒める。
◉いのししのミンチ 200gぐらい。
◉ガーリックパウダー ザザーっと。ニンニクがあればそれでももちろんオッケー。お好みで。
◉ナツメグ パッパッと2回ぐらい小瓶から。ナツメグが重要。
◉あれば日本酒か白ワインをサッと掛け回す感じで。
◉百円とは思えない太くて立派なネギの白いところ 20cmぐらい 適当みじん切り。

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③:
◉ほうれん草 1束 ザクザク切って生のまま。
 ピンク色の根っこの部分も捨てないで。甘くておいしいよ。
②に火が通ったら、最後にほうれん草を入れてしなっとなるくらいまで炒める。 

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④パスタを茹でていのししペペロンチーノと和えたら盛り付けてレモンを絞る。できあがり。

茹でたてのパスタにのせて。アクセントに国産レモンをギュッと絞ります。レモンも七尾のJAで。

うちの近くでいのしし肉が買えるところ:七尾市のJAグリーンわかばの里さんの冷凍食品売り場。山本ジビエさんのミンチやソーセージ、スライス、ラードなどのおいしい冷凍いのしし肉が買えます。アナミズでは?個人的に売ってくれる方はいますが、今のところ店舗ではおいてないかな?あるのかな?て感じ。

そしてパスタ。ワタシはイタリア産のバリラ。出会ったのは外国生活の途中で。なのでここ20年ほど、ずっとここのパスタです。日本だとちょっと高いけど、つるんっとした食感と品質が好き。いつもAmazonでいろんな種類を1キロとかでまとめ買いしています。今回はスパゲッティのNo.5、1.78mmです。

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